この夏、発電所美術館で開催する企画展「水跡 - traces of energy -」では、かつて水力発電所として稼働していた建物全体を舞台に、中島が新たなインスタレーションを現地制作します。水を動力としていた歴史を持つ空間に着目し、館内を貫く“流れ”のイメージを立体的に構築。レンガ壁の質感、天井の高さ、残された機械設備の名残など、建物が抱える時間の層を読み解きながら、水の循環や揺らぎを想起させる構成を展開します。重厚な産業遺産の空間に、光・影・素材が呼応し、ゆっくりと変化し続けるひとつの大きな環境として立ち上がる本展は、発電所美術館の建築と中島の表現が響き合う、ここでしか体験できない展示となります。かつてエネルギーを生み出していた場所に、アートが新たな“流れ”を生み出す瞬間を、ぜひ会場でご体感ください。
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