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英隆行 「サハラに眠る先史岩壁画 - 石器時代の大型壁画を実物大で」

目黒区美術館
終了しました

アーティスト

英隆行
世界最大の砂漠、サハラ砂漠には「緑のサハラ」と呼ばれる時代がありました。およそ11,500年前から5,000年前頃まで、サハラは緑に覆われていました。豊かな土地を求めて様々な民族がやって来て、彼らは自然の岩肌をカンバスとして岩絵の具による彩色画や岩を刻んだ線刻画など独自のアートを遺しました。

サハラ岩壁画は、旧石器時代末期(中石器時代)から新石器時代のものですが、動物ばかりでなく人間の様々な姿が描かれています。主題は日々の営みから精神世界まで幅広く、サハラ岩壁画は人間とアートの発展過程での重要な進化を示しています。日本ではほとんど知られていませんが、美術的な質の高さと題材の豊富さでは世界に例を見ません。また、文字のなかった先史時代の生活や精神世界を窺うことができる貴重な学術資料でもあります。

今回展示される写真はすべて実物大であり、3mを超える巨人などあたかも実物の岩壁画を目の前にしたように鑑賞できます。撮影地は、タッシリ・ナジェール(アルジェリア)、ハイアトラス(モロッコ)、ティベスティ、エネディ(チャド)、ウェイナット(スーダン)、ギルフ・ケビール(エジプト)。

会場: 区民ギャラリー

スケジュール

2022年10月5日(水)〜2022年10月10日(月)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
備考
展示時間 10:15~17:45
最後日は14:00まで
入場料無料
展覧会URLhttp://hanafusa.info/project/exhibition2022/
会場目黒区美術館
http://www.mmat.jp/
住所〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36
アクセスJR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線目黒駅正面口より徒歩約10分、東京メトロ日比谷線・東急東横線中目黒駅東口より徒歩約20分
電話番号03-3714-1201
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