「『多摩のあゆみ』創刊50周年記念展 多摩の空はつながっているか 」

たましん美術館
残り4日

アーティスト

安西啓明、萩原実、望月一雄、二代歌川豊国
1975年に創刊されて以来、『多摩のあゆみ』は多岐にわたるテーマに焦点を当て、多摩地域を拠点とするネットワークを生かし、様々な研究者、教育者等、地域住民を幅広く巻き込みながら発行してきました。

本展はこの創刊50周年を記念して、たましんコレクションの美術作品だけでなく、当財団の歴史資料室が所蔵する図書、地図、チラシ、絵葉書などの資料を用いて、多摩地域の多様で豊かな文化、生活、自然の姿を振り返り、地域への思いを共有しようという試みです。

これらの膨大な数の資料が収集されてきた背景には、『多摩のあゆみ』の発行に伴った、分野や市区町村をまたぐ交流がありました。ひとつの季刊誌を通して、多摩地域に対する思いを、いわば「ひとつの空」のように共有する瞬間がイメージできるとするならば・・・。
本展では、数々のテーマの中でも多摩川と武蔵野をキーワードとして、多摩地域という土地のベースを形づくる要素ととらえました。これを織物の「経糸(たていと)」に例えるならば、地域の歴史は、さしずめ時とともに織り込まれる「緯糸(よこいと)」と言えるでしょう。さらに歴史資料や作品を読み解くことで、様々な地域文化の様相が、まるで色彩を加えるように見えてくるのではないでしょうか。

本展では、たましんコレクションの美術作品とともに歴史資料も展示することで、それぞれの制作背景や主題に着目しつつ多摩地域の過去から現在に至る姿を脳内で追体験し、多摩の空のつながりに思いをはせる展覧会です。

[関連イベント]
1. 『多摩のあゆみ』創刊50周年記念シンポジウム「多摩のアーカイブを見つめて」
日時: 12月13日(土) 14:00~16:30
会場: me:rise立川9F
参加費: 無料
定員: 80名(先着順、お申し込み不要)
2. ギャラリートーク 
学芸員とともに歴史資料室の担当者が、資料の魅力や『多摩のあゆみ』編集の編集の裏話を語りながら展覧会を鑑賞します。
日時: 10月11日(土)、25日(土)、11月22日(土) 14:30~15:00(申込み不要)
参加費: 無料(ただし、入場券が必要です)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

開催中

2025年10月11日(土)〜2025年12月21日(日)あと4日

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 500円、大学生・高校生 300円、中学生以下 無料
会場たましん美術館
https://www.tamashinmuseum.org/
住所〒190-8681 東京都立川市緑町3-4 多摩信用金庫本店1F
アクセス多摩都市モノレール線立川北駅北口より徒歩2分、JR中央線・青梅線・南武線立川駅北口より徒歩7分
電話番号042-526-7788
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