COMPLEXBOOST東京・中⽬⿊のオルタナティブスペース COMPLEXBOOST では、ジャンルを横断する表現の交差点として、独⾃のキュレーションによる企画展を不定期に開催しています。アーティスト ⼭⽥珠⼦による個展 (Sings) を2025年10⽉25⽇(⼟)から11⽉3⽇(⽉)まで開催いたします。
Tamako Yamada は、布を⼟に埋め、時間の経過によって分解・腐⾷させた素材を⽤い、造形へと昇華させる作家です。
彼⼥の制作は、まず布を⼿に⼊れるところからはじまります。布を染め、埋める場所を選び、そして⼟へと埋める—。その過程で、⽇々の気温や気候の変化を観察しながら、布を掘り起こし、また埋め直すという⾏為を繰り返します。
⾃然とそこに⽣きるものたちの⿎動を感じ取り、⼟中で起こる変化の痕跡を確かめながら、彼⼥は確かな「時間の存在」を⾒つめ続けます。
丁寧に掘り起こされた布たちは、やがて⼭⽥の⼿によって造形へと姿を変えます。それは、不可視で潜在的なもの̶̶ ⾃然の営みや時間の記憶̶̶ が、形あるものとして顕在化した瞬間でもあります。こうして、新たな役割を得た作品たちが、静かに、確かにここに広がります。
展⽰会場にはTSUBOシリーズや、壁掛けの⽴体作品、照明のほか新作のフロアライトが並びます。ぜひ会場にて、時間とともに⽣まれたその痕跡と、静かに息づく形の存在をご覧ください。
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