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「第29回はつかいち平和美術展 丸木位里・丸木俊 夫妻 原爆の図─被爆体験の継承」

はつかいち美術ギャラリー
終了しました
広島出身の丸木位里(1901-1995)と、その妻の丸木俊(赤松俊子、1912-2000)の共同制作「原爆の図」は、米軍を中心とする連合国軍占領下で、原爆についての報道や写真の公開が禁じられていた時期に、いち早く原爆の被害を絵画で広く伝えたことで知られています。

「新型爆弾」投下の知らせを聞いて広島へ駆けつけた二人の画家が、その惨状を実際に目撃し、家族たちから証言を聞き、いかにして「原爆の図」を描いたのか。そしてどのように国内外の人びとに伝えていったのか本展では、貴重な被爆後の広島の風景スケッチをはじめ、原爆の図のための人体デッサン、木版画作品、そして1.8×7.2ⅿという等身大の画面に描かれた「原爆の図」の紹介に加えて、国内外を巡回した当時の展覧会のポスターや資料類、そして1980年代に「孫たちへの遺言」として刊行された絵本『ひろしまのピカ』を展示し、国境や世代を超えて原爆の記憶を伝え続けた丸木位里、丸木俊の仕事を、私たちの生きる現代の世界に呼び起こします。

さらに本展では、小高文庫と呼ばれる丸木夫妻のアトリエ兼書斎から最近になって発見された新資料、峠三吉や深川宗俊、川手健らの書簡などを展示します。

スケジュール

2025年7月27日(日)〜2025年8月17日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
会期中無休
入場料無料
展覧会URLhttps://www.hatsukaichi-csa.net/galleryevent/heiwaten/
会場はつかいち美術ギャラリー
https://www.hatsukaichi-csa.net/gallery/
住所〒738-0023 広島県廿日市市下平良1-11-1
アクセスJR山陽本線宮内串戸駅東口より徒歩12分
電話番号0829-20-0222
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