「没後30周年記念彫刻家・田中太郎のあゆみ」

石川県七尾美術館

終了しました

アーティスト

田中太郎

田中太郎(1911～92)は七尾駅前の長谷川等伯像「青雲」などを制作した七尾出身の彫刻家です。はじめ寺院建築の装飾彫刻を学びますが、その後上京して平櫛田中に師事、昭和11年(1936)の院展初入選を皮切りに主に同展で活躍しました。院展彫塑部解散後は粲々会や太平洋美術会などに活躍の場を移し、80歳で亡くなるまで出品を続けました。その作風は写実を基にした具象作品と不思議な精神性を想わせる抽象作品に大別でき、それぞれに異なる味わいがあります。

本展覧会では氏の没後30周年を記念して所蔵品より46点を選抜、その業績を改めて振り返り、彫刻家としての「あゆみ」を紹介します。

スケジュール

2023年2月25日(土)〜2023年4月23日(日)