終了した展覧会・イベントです
[画像: 田中武《裏側(十六恥漢図シリーズ)》2011年、豊橋市美術博物館蔵]

「揺さぶる絵 変貌する日本画のイメージ」

北海道立近代美術館
終了しました

アーティスト

中村正義、片岡球子、田中武、大森運夫、三上誠、岩橋英遠、千住博、小川原脩
戦後、日本画滅亡論さえ唱えられ、社会や価値観の変革の波にさらされながら、日本画家たちはリアルで強靭さをそなえた絵画表現を求め、赤裸々な生のあり様や時に凶暴な自然を凝視したり、現代美術に刺激を受けつつ伝統的な素材や技法を見直したりしてきました。とりわけ独自で革新的なアプローチで生み出された作品は、旧来の叙情性ゆたかで繊細優美なイメージの日本画とは一線を画する表現で、観るものの心を強く揺さぶり、日本画の枠組みそのものさえ揺さぶるインパクトを放っています。本展は、そうした表現の数々を、戦後、個性的な画境を切り開いた岩橋英遠(1903-99)や片岡球子(1905-2008)をはじめとする北海道立美術館・芸術館コレクションと豊橋市美術博物館のコレクションを中心にご紹介します。豊橋市美術博物館は、反骨の画家・中村正義(1924-77)をはじめ、三上誠(1919-72)や星野眞吾(1923-97)などの日本画革新の動向に棹さす優れた画家の作品や、既成概念にとらわれない“明日の日本画”を公募する「トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞」(1999〜)の受賞作を数多く所蔵しています。1960年代から今日までつづく日本画創造の歩み―その優れて鮮烈な一端をご紹介します。

スケジュール

2023年9月16日(土)〜2023年11月12日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 800円、大学生・高校生 500円、中学生・小学生 300円、未就学児 無料
展覧会URLhttps://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb/exhibition/program/160
会場北海道立近代美術館
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb/
住所〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西17
アクセス札幌市営地下鉄東西線西18丁目駅3番出口より徒歩4分、JR函館本線・札沼線桑園駅東口より徒歩17分、JR函館本線・札沼線・千歳線札幌駅よりバス「道立近代美術館」下車
電話番号011-644-6881
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません