「再現模写で推考する『幻の本牧八景』」

横浜本牧絵画館
1月18日終了
「金沢八景」のように、地名を冠した「八景」が各地にあります。
その発祥は11世紀の中国(宋)に遡りますが、今日なお「各地各所の景観ベスト8」というような形で定着しています。
横浜本牧はかつて風光の地として内外に知られ、とくに幕末明治以降は、外来の油彩洋画系の画家も、伝統を踏まえた日本画家も、盛んに往来を重ねました。

「本牧八景(小島一谿作)」の誕生が昭和8年(1933年)を待たねばならなかったのは、むしろ不思議なことでもあり、しかも戦中戦後の混乱を経て、その行方は不明です。本作はかねて当館が関心を寄せてきた「本牧ゆかりの画家が本牧を描いた絵」でもあり、乏しい資料からの写真加工による再現と、さらに現役日本画家・霜鳥忍氏の「創造的想像」によって補完された肉筆再現模写を中心に、「幻の本牧八景」として推考の一端をご覧いただくことにしました。

スケジュール

開催中

2025年10月11日(土)〜2026年1月18日(日)あと36日

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
12月28日~1月3日は休館
入場料500円
会場横浜本牧絵画館
https://www.yh-g.org
住所〒231-0822 神奈川県横浜市中区本牧元町40-7
アクセスみなとみらい線元町・中華街駅4番出口より横浜市営バス(8・168系統、本牧車庫前」行き)「本牧元町」下車徒歩1分、JR京浜東北線・根岸線桜木町駅東口より横浜市営バス(8系統、「本牧車庫前」行き)「本牧元町」下車徒歩1分
電話番号045-629-1150
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