Silk drying, Kyoto 1951 © Werner Bischof Estate / Magnum Photos; Kyoto 1951 © Werner Bischof Estate / Magnum Photos

「ビショフが見た京都」

1月17日開始

ビショフは、世界の20歳前後の若者を紹介するマグナムの企画「ジェネレーションX」のため、占領下の日本を訪れました。約一年間の滞在中、京都と東京それぞれで若い男女を取材し、復興へ向かう日本の姿と揺るぎなく守られた京都の伝統文化に深く心を動かされました。木村伊兵衛の案内により京都に二週間滞在したビショフは、木村との親交を通じて数多くの印象的な写真を撮影しました。
1954年にペルー・アンデス山脈での事故により逝去しますが、その後写真集『Japon』が刊行。本展では、当時の京都を撮影した作品を中心に、ビショフが見た「日本が日本でなかったあの頃」をたどり、占領下の京都に息づいていた光と静けさを伝えます。

スケジュール

2026年1月17日(土)〜2026年4月19日(日)