「白の魔法 ーモネ、大観も使った最強の色ー」

ひろしま美術館
12月13日開始
印象派、なかでもクロード・モネの描く雪は、実際は水色や紫色、ピンク色など、さまざまな色が使われていますが、全体的に白い雪という印象を損なうことなく、微妙な質感まで見事に表現されています。このように、絵画に使われている「白」には、まるで魔法のような、さまざまな秘密が隠されています。赤色や青色といった有彩色や、同じ無彩色でも黒色と比べて、鑑賞者から「何も描かれていない」と見過ごされがちな白色ですが、モティーフの色としても、絵具の色としても、絵画にとって欠かすことのできない最強の要素のひとつです。それゆえ、古今東西の芸術家たちは、当時使用できる画材と技法を駆使し、独自の感性を用いて「白」を取り扱ってきました。
本展では、きわめて重要な役割を担ってきた絵画の中の「白」について、さまざまな角度から探ります。

スケジュール

2025年12月13日(土)〜2026年3月22日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
12月29日〜1月2日は休館
入場料一般 2200円、大学生・高校生 1000円、中学生・小学生 500円
展覧会URLhttps://www.hiroshima-museum.jp/special/detail/202512_white.html
会場ひろしま美術館
https://www.hiroshima-museum.jp/
住所〒730-0011 広島県広島市中区基町3-2
アクセスアストラムライン県庁前駅より徒歩1分、JR広島駅南口より市電(1番・2番・6番)「紙屋町東」下車徒歩5分
電話番号082-223-2530
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