「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」

智美術館
9月1日終了
1948年に八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で結成された走泥社は、その後、会員の入れ替わりを経ながら50年間にわたり、日本の陶芸界を牽引してきました。走泥社という団体の功績について一言で述べるとすれば、いわゆる「オブジェ焼」を世間に認知させたということになります。

本展は走泥社の活動に焦点を当て、その意義や意味を再検証するものですが、50年という走泥社の活動期間全体を見渡した時、日本の陶芸界におけるその重要性は特に前半期に認められます。というのも、1960年代半ば以降、例えば1964年の現代国際陶芸展を皮切りに海外の動向が日本でも紹介されるようになり、走泥社が時代の中で有した「前衛性」は次第に相対化されていくからです。そこで本展では、走泥社結成25周年となる1973年までを主な対象とし、走泥社と同時期に前衛運動を展開した四耕会など走泥社以外の作家等も一部交えつつ、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。

前期: 4月20日(土)〜6月23日(日)
後期: 7月5日(金)〜9月1日(日)

スケジュール

開催中

2024年4月20日(土)〜2024年9月1日(日)あと125日

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
月曜日
4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館
4月30日、5月7日、7月16日、8月13日は休館
入場料一般 1100円、大学生 800円、高校生・中学生・小学生 500円
会場智美術館
http://www.musee-tomo.or.jp/
住所〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
アクセス東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩6分、東京メトロ銀座線・南北線溜池山王駅13番出口より徒歩7分、東京メトロ銀座線虎ノ門駅3番出口より徒歩8分
電話番号03-5733-5131
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