砂澤ビッキ《午前3時の玩具》1987年 当館蔵

「砂澤ビッキの生きた時代」

北海道立旭川美術館
3月15日終了
旭川出身の砂澤ビッキ(1931~1989)は、ダイナミックな木彫の大作から繊細な文様を彫り込んだ工芸的作品、即興的に描かれたドローイングまで、多彩な創作活動を展開しました。
ビッキは制作の合間に、書斎に籠もっては読書をしていました。彼の蔵書は、交友のあった澁澤龍彦の著書をはじめ、シュルレアリスムなどの美術、世界各地の民族芸術、人間と自然との共生を描いたものなど多岐にわたります。それらの中にはビッキの作品のテーマやモチーフに通じるものもあり、彼が生きた20世紀の美術や文学の動向をうかがい知ることができます。

本展は、音威子府村の所蔵品を中心に、初期から晩年までの砂澤ビッキ作品を紹介します。さらに彼の作品と関連する書籍をあわせて展示し、その特異な世界観を読み解いてゆきます。
また当館ロビーにて、かつて旭川工業高等専門学校の中庭に設置されていた大作《芽》を公開します。ビッキが「風雪という名の鑿」と呼んでいた、自然の作用が刻んだ痕跡を間近でご覧ください。

スケジュール

開催中

2025年12月13日(土)〜2026年3月15日(日)あと91日

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館(12月29日から1月3日)
入場料一般 800円、大学生・高校生 500円、中学生・小学生 300円
展覧会URLhttps://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/abj/exhibition/program/276
会場北海道立旭川美術館
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/abj
住所〒070-0044 北海道旭川市常磐公園内
アクセスJR函館本線旭川駅北口より徒歩20分、JR旭川駅北口「1条8丁目」よりバス「4条4丁目」下車徒歩5分
電話番号0166-25-2577
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