終了した展覧会・イベントです

「生誕160年清澤満之の世界展」

終了しました

本展は、碧南ゆかりの人物で、真宗大谷派の僧侶、宗教思想家である清澤満之（1863-1903）の生誕160年、没後120年を記念した展覧会です。
名古屋に生まれた満之は僧侶となった後、帝国大学文科大学（現東京大学）哲学科を卒業。大学に残らず大谷派が経営する京都府尋常中学校長に就任します。辞任後修道生活の中で結核に罹り、療養後に宗門改革運動を展開、この後上京した満之は真宗大学初代学監となる傍ら、門下らと「浩々洞」と名付けた宿舎で求道の共同生活を開始し、雑誌『精神界』を発行して近代的仏教信仰の確立をめざす「精神主義」を提唱しました。
本展では、満之の哲学的な思索や仏教求道、僧侶の教師であろうとした様子を跡付ける自筆原稿や写真、資料などから、満之の生涯と思想をみていきます。歴史小説家の司馬遼太郎に「これほど重要な人物」と言わしめた清澤満之とは。

[関連イベント]
1. 記念講演会演題「清澤満之とその時代」
日時: 7月9日（日）14:00〜15:30
講師: 岩田文昭氏（大阪教育大学教授）
会場: 西方寺本堂
聴講無料定員100名
2. 記念対談テーマ「どうする満之さん！」
日時: 8月19日（土）14:00〜15:30
話し手: 清澤聡之氏（西方寺住職）
司会: 浅井久夫氏（碧南市文化財保護審議会会長、『清沢満之物語』著者）
会場: 碧南市藤井達吉現代美術館地下1階多目的室B
定員: 50名（聴講無料）
3. ギャラリートーク
担当学芸員による展示説明会
日時: 7月8日・15日・22日・29日・8月5日・12日・26日（土）14:00〜30分予約不要
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2023年7月7日(金)〜2023年8月27日(日)