終了した展覧会・イベントです

永畑智大 「見開きのスカルプチャー 〜ねぇねぇ、“ちょうこく”のまほうってしってる?〜」

LOKO GALLERY
終了しました

アーティスト

永畑智大
LOKO GALLERYでは、彫刻家であり漫画家・絵本作家の永畑智大(ながはた ともひろ)による個展「見開きのスカルプチャー 〜ねぇねぇ、“ちょうこく”のまほうってしってる?〜」を、2025年5月23日(金)より6月21日(土)まで開催いたします。

永畑はこれまで、彫刻・絵画・漫画を基軸にして、立体と平面の表現領域を行き来しながら、作品の中で次第にその境界を曖昧にし、彫刻としての特異な在り方を示唆する作品を制作し続けています。ダイナミックな造形や、キャラクター性に富んだ作品は、遊び心や探究心を掻き立て、受け取る側の年齢を問わず作品へと惹き込みます。

2021年に当ギャラリーで開催した個展「Baby oil on canvas」では、当時この世に産まれ落ちたばかりの自身の子どもが見ている世界、感じている世界をインスタレーションによって描き出しました。子育てをしながら、2022年には漫画、2024年には二冊の絵本を出版した永畑。アーティストとして、そして父親として、日々子どもと向き合う中で、作家自身にはどのような変化が芽生えたのか。また、“本の中で彫刻を描いている”自作の絵本を読み聞かせることで、4歳の息子の中には、どのような「宇宙」が育まれているのか。
今回の展示では、モノとしての本を“見開き彫刻”として捉え、“本のかたちをした彫刻”からその存在を紐解いていきます。ページをめくるという行為は、単なる動作や「読む」という意味を超えて、内に秘められた世界が他者へと開かれていくという現象とも言えるでしょう。それは、彫刻表現にもどこか通じるものがあります。
子どもが遊びの中で無意識に行っている「つくる」という行為は、自由を創造する力そのものです。そのプロセスに触れ、見つめることで、永畑が生み出す“ちょうこく”もまた、めくるたびに人生のストーリーが展開していくように、観る者の中に新たな感覚を静かに開いていきます。

本展では、ギャラリーの新たな試みとして、子どもたちがアートに出会い、参加できる空間をひらきます。また、会期中は、作家と直接ふれあいながら彫刻を制作できるワークショップを定期開催いたします。展示は日々少しずつ変化し、作家と子どもたちの関わりの中で成長していきます。おとなも、こどもも、ぜひ一度ギャラリーに足をお運びいただき、永畑ワールドをご体感ください。

[関連イベント]
ワークショップ『気になるお話、木になる彫刻』開催!
日時: 5/31(土)、6/7(土)、6/14(土)、6/20(金)15:00~17:00(受付: 16時まで)
料金: 無料・予約制
対象: 5歳~小学生(12歳)
※詳細は公式サイトよりご確認ください。

スケジュール

2025年5月23日(金)〜2025年6月21日(土)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
日曜日、月曜日、祝日

オープニングパーティー 2025年5月24日(土) 16:00 から 18:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://lokogallery.com/archives/exhibitions/the-open-spread-sculpture
会場LOKO GALLERY
http://lokogallery.com/
住所〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町12-6
アクセス東急東横線代官山駅北口より徒歩7分、JR渋谷駅南口より徒歩10分
電話番号03-6455-1376
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません