きび美ミュージアム当館では国内外で現在活躍中の郷土作家に注目し、その制作活動を紹介してきました。今回はその第4弾として、日本画家・森山知己(もりやま ともき)を迎えます。
森山は岡山県倉敷市児島に生まれ、東京藝術大学大学院を修了。1996年から吉備中央町に拠点を構えて制作しています。
このたびは、森山がシリーズとして取り組んできた「水の記憶」を中心に展示いたします。森山は、長年にわたり日本画の古典の描法、材料、道具の研究を行い、日本画が持つ美意識、価値観を追求してきました。そうした取り組みの中で生まれた「水の記憶」は、紙や絹、墨、絵具、そして水、といった素材に着目し、それらの特質を生かしながら「水」の持つさまざまな表情を表現した作品群です。当館の竹林庭園に面した会場にて、周囲の自然や光の移り変わりとともにご覧頂きます。
加えて、日本画の制作プロセスや材料などを紹介するスペースを設けます。森山が精力的に行ってきた普及・伝承活動の一端に触れて頂き、日本画の魅力を知って頂こうとするものです。
伝統を踏まえつつ、生き生きとした精彩を放つ森山の「日本画」をお楽しみください。
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