北千住BUoY本展「オクラ・ネイバー」は、2024年9月から約2ヶ月間、韓国のHOTEL ANTEROOM SEOULで開催された展覧会「ANTEROOM TRANSMISSION Vol. 3 – 24/7」への出品作品を再構成したものである。
韓国での展覧会のタイトル「24/7(トゥエンティーフォーセブン)」は、英語表現で24時間365日、年中無休、四六時中という意味を持つ言葉だ。展覧会会場であるギャラリーはホテルに併設されていたため、日昼夜問わず稼働し続けるホテルが持つ特殊な時間性は、まさに「24/7」を象徴するものだった。展覧会は日本と韓国を拠点に活動する若手作家による2人展として構成され、異なるメディアを扱う2人が共通のテーマである「24/7」に対し作品を制作、展開した。双方の作品や悩み事から作品を制作し実施された。
このテーマから倉知は「眠ること、眠れないこと」をコンセプトに据え、制作に着手した。元々寝言が酷いことや眠ることに対する悩みを抱えていたこともあり、「24/7」とは相性が良かった。
本作《オクラ・ネイバー》は、何らかの事情を持ち眠ることができない5人が登場する映像インスタレーションである。映像のなかでは、倉知がこの5人を演じることで物語は進んでいくが、それぞれのシーンは、別々の街の中で同時多発的に起こっているが、映像のなかで横断的かつ連鎖的につながっている事が見て取れるだろう。
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