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[画像: ⽯井亨&piczo《Yoh_8144_Wind》2023、ハーネミューレ紙インクジェットプリントに友禅技法・ ⾊紙・顔料。⽊製額装、H72.8 x W52.5 x D2 cm]

石井亨 + piczo 「8144」

艸居Annex
終了しました

アーティスト

石井亨、piczo
⾋居アネックス(京都)では、美術家⽯井亨と写真家piczoによる⼆⼈展「8144」を開催いたします。本展では、piczoの写真に⽯井の友禅が融合した新作シリーズ「Photo友禅」を展⽰いたします。この新作シリーズは「⽷⽬友禅」と「型友禅」の⼯程に、現代的なエフェクトとして「拡張解釈」、「リミックス」、「サンプリング」の要素を取り⼊れています。

東京を拠点に、友禅の⾊鮮やかな技法で現代社会の事象や都市の⾵景を捉え、現代美術の批評性と伝統⼯芸の⾰新を試みる⽯井の作品は、国内外で⾼い注⽬を集めています。2016年に⽂化庁新進芸術家海外研修員に選出され2年間ロンドンに滞在しました。それを機に⻄洋と⽇本のステイニング絵画および染⾊表現の探求を礎に、新たな染⾊絵画の可能性を追求し続けています。⾋居では、2018年の個展「METROPOLITAN MOMENT」と、昨年の⼩池⼀⾺との⼆⼈展「⼩⽯景」に引き続き3度⽬の展覧会となります。

「⽷⽬友禅」は、⽷⽬糊と呼ばれる特殊な糊を使⽤して、染めたい箇所を区別します。本作では、糊の代わりに顔料やアクリルを使⽤しています。「型友禅」は、型紙を使って柄を作ります。通常、渋紙と呼ばれる特殊な紙で型紙を切り抜きますが、本作では和紙だけでなく世界各地の紙、染め折り紙など、様々な材料を使⽤しています。さらに現代的なエフェクトを加えることで、従来の模様とは異なるポップで⼤胆な構図や鮮やかな⾊彩、その独特で圧倒的な存在感には鑑賞者は強く惹きつけられることでしょう。

ロンドンを拠点にフィルムカメラで⽇記のように現代の美しい瞬間をグラフィカルかつ絵画的に美しく映し出すpiczoは、数々の雑誌やラグジュアリーブランドの撮影を⼿がけてきました。フィルムカメラを使ってグラフィカルに美しく映し出す写真は瞬間を拾い上げた⽇記のようでもあり、作品には詩的な感覚が内在しています。

展覧会タイトル「8144」はこの⼆⼈を繋ぐ国際電話番号の国番を表しています。友禅と写真という異なる性質のものを組み合わせることで⽣み出された新たな表現と可能性を是⾮ご⾼覧いただけますと幸甚に存じます。

スケジュール

2023年7月15日(土)〜2023年9月13日(水)

開館情報

時間
13:0018:30
休館日
日曜日、月曜日
8月13日〜21日は休廊
入場料無料
会場艸居Annex
https://sokyogallery.com/
住所〒604-0924 京都府京都市中京区一之船入町375 SSSビル3F
アクセス地下鉄東西線京都市役所前駅より徒歩2分、京阪線神宮丸太町駅1番出口より徒歩11分、地下鉄烏丸線丸太町駅7番出口より徒歩15分
電話番号080-9745-8452
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