OGU MAG画家・評論家の古谷利裕による約8年半ぶりの個展を開催します。
2015年の展覧会「人体/動き/キャラクター」で古谷氏は、「抽象化された人体の動き」のスケッチを型により反復的にレイアウトしていくことで、個々の作品・作家・フレームから自律したキャラの生成と運動の立ち上げを試みました。
近年はその延長線上で、いろがみや付箋、色鉛筆やクリアホルダーなどを用いた「文房具絵画」シリーズを制作しています。
日常的な素材を組み合わせ、スキャン画像やポリプロピレン袋への封入などで展示されるこの作品群は、極めて簡素でありながら、図と地の交替、フレームやレイヤーの操作、そこでの思弁性と身体性の関係など、これまで古谷氏が検討してきた幾つもの主題が凝縮されたものでもあります。
これら「文房具絵画」シリーズと、「人体/動き/キャラクター」をさらに発展させた(水彩絵の具・油絵の具を使用した)作品群を組み合わせることで、ここ10年ほど古谷氏が取り組んできた制作の核にあたる部分を一望できる展示空間を立ち上げます。
※本展覧会は、古谷利裕連続講座「未だ充分に尽くされていない「近代絵画」の可能性について(おさらいとみらい)」の実施、ならびに初小説集『セザンヌの犬』(いぬのせなか座)の刊行とあわせ、制作集団・出版版元「いぬのせなか座」と劇団「Dr. Holiday Laboratory」が共催します。
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