「とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう」

新宿歌舞伎町能舞台
残り3

アーティスト

飴屋法水たち、石牟礼道子、エヴァ & フランコ・マテス、コラクリット・アルナーノンチャイ、小宮花店、小宮りさ麻吏奈、ザ・ルートビアジャーニー、動物堂、ピエール・ユイグ、ミセスユキ、渡辺志桜里
※この度Smappa!GroupとStudio Ghostは、新宿歌舞伎町能舞台など2会場で11月27日までの10日間開催された展覧会『とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう』を、12月3日(土)と4日(日)の2日間のみ延長することといたしました。

「とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう」と何かが流れてくるような言祝ぎで始まる能の演目「翁」は、あちらとこちらの世界をつなげる存在である。「翁」は、胎児や温泉、火山や天皇、「まれびと」まで、様々な存在として、子宮を通したあの世との交信、宇宙的な世界観、生殖の神秘、生と死の連続した運動など、神性を体現する。また、演目としては、芸能全ての根底に脈々と流れるドメスティックな自然観、宗教観、思想、天皇制などにまつわる国家観を体現するものとして受け継がれている。

このプロジェクトでは、その「翁」に着想を得て、民俗学、文学、絵画、芸能または歴史から、人類を生物、無生物といった自然と同等に扱い、精霊や生物、無機物、言葉、所作をつなぐ生態系を紐解き、この先のエコロジーの可能性と、それが根付く古層の可視化を試みる。能という芸能が、西洋の主体的な人間中心主義を脱却する構造をもたらすものとし、また、歌舞伎町を「漂流した末に辿り着く街」とするならば、かつて能楽師が旅芸人のように村村を渡り歩いて繰り広げた「翁」という祝祭の催事をここに納めることは、土地に眠る精霊や神との再接続を図り、また、気候変動や環境問題に直面する現代における、自らの身体や土地に根ざしたエコロジーは何かと問い直す試みである。

本展では、国内外のアーティストに限らず、食やインターネット、文筆家や演出家、動物の販売店や花屋など、多様な分野の表現者らの作品が、人間の歴史、環境、自然にまつわるファクトと結びつくことで、独自の世界観を提示する。また、10日間の会期中、『翁』と石牟礼道子作の『不知火』の謡とレクチャーによる公演、さらに、各界の異才とのトークも実施、現代と歴史、実戦と言論の双方から思考を深めるプログラムを展開する。

[関連イベント]
・能舞台公演
1. 公演名 『翁』(神歌) 謡と小鼓による
日時: 11月19日(土)16:30〜18:00
謡 シテ: 梅若桜雪(実改)ツレ・地謡: 川口晃平 小鼓: 大倉源次郎
2. 公演名 石牟礼道子新作能『不知火』―謡による
日時 11月26日(土)16:30〜18:00
謡: 梅若桜雪(実改)地謡: 川口晃平
・トークイベント
日時: 展覧会期間中、随時
場所: チケット購入後、購入者に詳細を告知します。
モデレーター: 渡辺志桜里(本展キュレーター)
チケット: 各回 1500円(ワンドリンク付き)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

開催中

2022年11月18日(金)~2022年12月4日(日)あと3日

開館情報

時間
13:0020:00
土曜日・日曜日・祝日・最終日は13:00〜22:00
休館日
11月28日から12月2日は休館
備考
※12月3日・4日のみ会期延長
※11月19日・26日15:00〜18:30は能舞台公演のため展示はありません
入場料展示のみ 1800円、展示+能公演 4000円、パスポート 15000円
展覧会URLhttps://toutoutarari.com/
会場新宿歌舞伎町能舞台
住所〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2F
アクセス東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線新宿三丁目駅E1出口より徒歩3分、西武新宿線西武新宿駅北口より徒歩8分、