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「開館44年収集の軌跡Ⅰ『○△▢美濃桃山陶の形展』」

土岐市美濃陶磁歴史館
終了しました
昭和54(1979)年に開館した⼟岐市美濃陶磁歴史館は、今年、開館44年を迎えます。
そして、現在、新しい博物館の建設計画が進⾏しているため、まもなく、当館はその歴史に幕を降ろし、新館へと⾐替えすることになります。休館を間近に控え、令和5年度は年間を通じ、当館の資料収集の軌跡を振り返る展⽰をシリーズで開催します。

第1回は、当館収蔵資料の核となる「美濃桃⼭陶」をテーマに展⽰します。美濃桃⼭陶とは、茶の湯が流⾏した安⼟桃⼭時代から江⼾時代初頭(16世紀末〜17世紀初)に美濃で⽣産された茶陶のことをいい、⻩瀬⼾、瀬⼾⿊、志野、織部といった種類があります。当時、美濃桃⼭陶⽣産の中⼼となった窯の1つが⼟岐市にある国史跡「元屋敷陶器窯跡」(元屋敷窯)です。今から44年前、当館は元屋敷窯のほど近くに開館し、それ以来、元屋敷窯および同時代の窯の出⼟品や伝世の美濃桃⼭陶を調査研究と収集の中⼼に据えてきました。
本展では新博物館での展⽰も⾒据え、⻑年、当館が収集した美濃桃⼭陶について、楽しみながら鑑賞していただく試みを⾏います。タイトルにある「〇△□」は、茶陶の流⾏に伴い起きた器形の変化を表します。美濃桃⼭陶の誕⽣によって、ロクロ成形による正円形が基本だった陶器の形が変化していきます。作品を横からみたり、上からみたり、様々な視点で観てみたら、いったいどんな形がみえてくるのか?
同時開催: 収蔵品展「窯道具の使い方」

[関連イベント]
学芸員による展示鑑賞ツアー
日時: 7月9日(日)、8月5日(土)各日とも14:00~
参加費: 無料 事前申込不要(要入館料)

スケジュール

2023年6月10日(土)〜2023年9月3日(日)

開館情報

時間
10:0016:30
休館日
月曜日
7月17日、8月12日は開館
入場料一般 200円、大学生 100円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www.toki-bunka.or.jp/events/event/event-11986
会場土岐市美濃陶磁歴史館
http://www.toki-bunka.or.jp/history
住所〒509-5142 岐阜県土岐市泉町久尻1263
アクセスJR中央本線土岐市駅より徒歩10分
電話番号0572-55-1245
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