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「旅するカミサマ、迎える人々~伊勢大神楽と阿波の木偶まわしにみる家廻り芸能の現在」

大阪大学中之島センター
終了しました
日本にはかつて、家々を廻って戸口や座敷で芸を演じる「門付け」の芸能者がたくさんいました。瞽女、万歳、琵琶法師など非常に多様な芸能がありましたが、差別や貧困などの理由で、戦後には旅ぐらしの芸能者はほとんど見られなくなりました。しかし、伊勢大神楽は現在も本州西部を中心に、年間を通じて旅を続け、家々で悪魔祓いの獅子舞を舞っており、地域では彼らを迎える風習が受け継がれています。また徳島県には、三番叟やえびすなどの人形芸を行う木偶(でこ)まわしがあり、最後の門付け芸人からその芸能と訪問先が継承され、家廻りの現場が守られています。本展示ではこの二つの稀有な芸能に注目し、獅子頭や人形をはじめ、様々な道具を紹介します。また、他にも地域芸能の担い手による家廻り行事が日本各地にあり、それぞれに共通点も見出せます。展示室で映像アーカイブを見ながら、なぜこんなにも家を訪ねる芸能が大事にされてきたのか、考えてみませんか。

スケジュール

2024年11月5日(火)〜2024年12月21日(土)

開館情報

時間
10:3017:00
休館日
月曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.art.osaka-u.ac.jp/news/3950.html
会場大阪大学中之島センター
https://www.onc.osaka-u.ac.jp/
住所〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-53
アクセス京阪線中之島駅6番出口より徒歩5分、阪神線福島駅3番出口より徒歩9分、JR東西線新福島駅より徒歩9分、地下鉄四つ橋線肥後橋駅4番出口より徒歩10分
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