インデペンデントパフォーマンスアーティスト映像アーカイブ(IPAMIA)、inter-archive、内海潤也、岡田裕子、小林勇輝、ステファニー・ミサ&Multiple Spirits(マルスピ)、SKGAL (Sekretariat für Geister Archiv-politiken und Lücken)、フランクリン・ファーネス・アーカイブ、根来美和 他
「月を読む:遠近のアーカイブ」は、異なる価値基準を持つ芸術の営みや、それが可能となるような場づくりや組織化、そしてアーカイブを担う非営利芸術団体の存在、こういった芸術表現における活発な議論とネットワークの可視化を試みます。 パフォーマンスやトークイベント、集会、レクチャー、アクティビズムなど独立した作品や展覧会の形式をとらない芸術実践は、その表現特有の脆弱さゆえに、美術史的にも歴史化、体系化が難しい領域とされています。しかし、その束の間の空間のなかで、制度化されることのない多彩な表現や現代社会における重要な視点を投げかける思想や実践が多く生まれてきています。 本イベントでは既存の「アーカイブ」や「コレクション」に対する批判的な芸術実践に着目し、その政治性や物語を扱う国内外のアーティスト、グループ、インスティトゥーションの映像展示、アーカイブやライブラリーの設置、トークイベントや読書会を通して、アーカイブの実践に多角的に触れるための空間を作ります。 また、表現の規制について、美術館学芸員や弁護士への聞き取り調査や各種論考をアーカイブとしてまとめた『Scraps of Defending Reanimated Marylin』の刊行を記念して、書籍で共有された問題点を出発点に、展覧会やイベントに集まる人がどのような環境や関係性のなかにいるのかを再考するトークイベントを開催します。
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