終了した展覧会・イベントです

「筑波circulation計画」

筑波大学
終了しました

アーティスト

五十川佳乃、劇団ほぼ無職、熊谷悠真、小林真理子、澤田亮、椎木美宇、島田百合、清水実有、武内もも、つくばネットワーク、中塚文菜、にらせかんな、林修平、本川潤、三崎大地、村上慧、村嶋理子、踊母会、PLAY GROUNDパフォーマンス・ワークショップゼミ
筑波circulation計画は、筑波大学の全学群共通科目である、「アートデザインプロデュース演習」授業の成果発表として行われる11日間の総合アートイベントです。

筑波大学はその敷地の広大さが裏打ちするように、研究機関としてだけでなく、研究する環境を整えるための生活インフラ(最たる例としては学生寮やその世帯の宿舎)が内包されています。寮や宿舎を抱える大学は少なくないため、筑波大学だけに特異なシステムというわけではないですが、とはいえ、大学内に複数の団地並みのインフラが成立しているような環境はそう多くないといえます。その中でもこの一の矢は外国人留学生や研究者の宿舎や学生の世帯者が入居できるエリアとして存在するため、かなり多様な出自、年齢の 人々が暮らしています。また巨大な池がすぐそばにあり、そこにおいても在来種と外来種が混淆しています。 一方、時代の流れとともにつくばという街自体の整備・活性化、あるいは国立大学予算削減に伴う環境維持費の捻出の困難などによって一の矢の生活インフラは次々に停止し、廃墟となってきました(池も到底維持できているとは言い難く荒廃しています)。それでも大学という性質上、住む人々は絶え間なく入れ替わり、生活のあり方もまた循環していきます。

一方で生活するための環境インフラは停滞・硬直し続ける。こうした循環と硬直のギャップに着目し、芸術専門学群の生徒のみでなく、様々な学群の生徒が参加し、またゲストアーティストも交えた作品展示、パフォーマンス、ワークショップなどを通して、本来の役目を失っている部分を併せ持ちながら、現在も学生たちの暮らしの一部として存続している共用棟の空間を中心に 、新たな手がかりをしなやかに見つけたり、作り替えることで「生活」という極めて具体的な営みを捉えることを試みます。

スケジュール

2025年2月1日(土)〜2025年2月11日(火)

開館情報

時間
10:0017:00
入場料無料
展覧会URLhttps://www.instagram.com/play_ground_tsukuba
会場筑波大学
https://www.tsukuba.ac.jp
住所〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1
アクセスつくばエクスプレスつくば駅A3番出口より筑波大学循環バスまたは関東バス「筑波大学中央」下車
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