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「文永の役750年 Part1 海底に眠るモンゴル襲来―水中考古学の世界―」

國學院大學博物館
終了しました
今年(2024年)はモンゴル帝国が鎌倉時代の日本への侵攻を図った文永の役からちょうど750年目である。日本にとって、モンゴル襲来は白村江の戦い以来となる数百年振りの国際戦争であり、その経験と衝撃は戦闘に参加した竹崎季長による『蒙古襲来絵詞』や博多湾沿岸に残る「元寇防塁」、あるいは各地に残る伝説などの形で伝えられてきた。また、長崎・佐賀県境に位置する伊万里湾には二度目のモンゴル襲来の際、軍船4,400艘に乗った約14万人の元軍が暴風雨に遭って壊滅した「神風伝承」の舞台である鷹島海底遺跡があり、遺跡を管轄する長崎県松浦市では1980年代からその実態を解明することを目的とした水中考古学調査を継続的に実施してきた。この結果、これまでに2艘の元軍船をはじめとする多くの関連遺物を確認するとともに、日本における水中考古学の最先端を行く調査研究手法の確立を図りつつある。

本展ではこれまでの鷹島海底遺跡における水中考古学調査研究について紹介するとともに、モンゴル襲来の歴史的位置付けとその後の影響について今日的な視点から問い直してみたい。

スケジュール

2024年9月21日(土)〜2024年11月24日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館
入場料無料
展覧会URLhttp://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2024_mouko_pt1.html
会場國學院大學博物館
http://museum.kokugakuin.ac.jp/
住所〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 國學院大學渋谷キャンパス内
アクセスJR渋谷駅新南口より徒歩10分、東京メトロ半蔵門線・銀座線・千代田線表参道駅B1出口より徒歩15分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩15分
電話番号03-5466-0359
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