終了した展覧会・イベントです

「いろんなかたち」

滋賀県立美術館
終了しました
物として存在している美術作品には、かたちがあります。たとえば絵画であれば、それが具象画にしろ抽象画にしろ、描かれたイメージのかたちがあります。また、絵画をモノとして捉えれば、キャンバスや額もかたちだといえるでしょう。彫刻などの立体作品であれば、よりシンプルに作品そのもののかたちがありますし、作品の素材が何かということもかたちに大きく影響します。

作品のかたちは、作家によってテーマやコンセプト、物理的、状況的な条件のもとで生み出されています。たとえば大病を患って絵筆を持つことが難しくなったことで生み出されたアンリ・マティスの切り絵、《幼年時代》と名付けられたイサム・ノグチのまるっこい石の彫刻、たくさんのボタンを縫い付けた布を丸めて糸でぐるぐる巻きにして作られる井村ももかのボタンの玉、鉄板のかたちをそのまま刷ったリチャード・セラの版画、描いたイメージに合わせたフランク・ステラの変形キャンバスなどなど。

この展示では、ぜひ作品それぞれのかたちに注目してみてください。なぜ、このかたちになっているのか、作家にはどのような意図があるのか、重さはどれくらいで、硬さはどうなのか、かたちから想像してみてください。きっと新しい発見があると思います。

スケジュール

2025年6月19日(木)〜2025年9月7日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 570円、大学生 340円、高校生以下・18歳未満・滋賀県在住の65歳以上・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.shigamuseum.jp/exhibitions/10892/
会場滋賀県立美術館
https://www.shigamuseum.jp/
住所〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
アクセスJR琵琶湖線瀬田駅南口より帝産バスまたは近江鉄道バス(「滋賀医大」「大学病院」行き)「文化ゾーン前」下車徒歩5分
電話番号077-543-2111
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません