栃木県立美術館渡辺豊重(1931-2023)は、明るい色彩とユーモラスなかたちを変奏させ、多くの作品を生み出した美術家です。その表現は絵画や版画、彫刻のみならず、アトリエや展示室を飛び出してパブリックアートにもおよびます。渡辺は神奈川県川崎市に長く暮らしたのち、1990年代に那珂川町にアトリエを構え、2000年頃に拠点を移しました。自然に囲まれたアトリエで伸びやかな作品を制作する一方で、都会と地方の格差や社会の矛盾に気付き、その怒りや強い感情をも表現に変え「鬼」のシリーズを生み出しました。渡辺は社会や圧倒的な力にたちむかいながらも、作品の軽やかさを失わず、新たな表現へと踏み出すのです。本展では、渡辺が探求した、いろ、かたち、ひかりの表現をたどり、その豊かなる画業を顕彰します。
[関連イベント]
1. わくわくイベント「たちあがれ!《モクモク》」
日時: 1月17日(土)・2月14日(土)・3月7日(土)14:00~(1時間程度)
会場: 展示室
※予約不要
2. 対話型ワークショップ「《さまざま》に会話してみよう」
日時: 1月24日(土)14:00~15:30
会場: 企画展示室・集会室
※予約制
3. 親子ワークショップ「怒ったぞ!鬼をつくって、鬼になろう」
日時: 2月1日(日)14:00~15:30
会場: 企画展示室・集会室
持ち物: 最近怒った時のエピソードと気持ち
※予約制
4. 担当学芸員によるギャラリートーク
日時: 1月10日(土)・2月7日(土)・3月7日(土)14:00~(1時間程度)
会場: 企画展示室
※予約不要
※いずれのイベントも、ご参加には当日の企画展観覧券が必要です。
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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