Up & Comingアーティスト
鯨虎じょう、伊勢崎寛太郎、大井真希、後藤実穂、田村麻未、森川裕也
本展では、「ドローイング」という行為を手がかりに陶表現の枠組みを捉え直すことをテーマにしています。ここで言うドローイングとは、紙の上に線を引くことだけに限らず、素材と向き合う中で生まれる思考や反復、実践や探求といった形を探るための一連の行為全体を含むものとして位置付けています。この視点は、焼き物を仕上がりだけでなく、その過程や素材の動きから読み解こうとする長年の試みが、近年とくに多様なかたちで現れ始めている状況と重なるように思います。
粘土には、成形時に加えられた力に応じて、乾燥や焼成の過程で反発や変形を起こす性質があります。本展タイトル「What the Clay Remembers/土が覚えていること」は、こうした物質のふるまいのもつ“記憶”への関心から名付けられました。
6名の参加作家それぞれが、制作の中での「ドローイング的な実践」を読み解き、素材が持つ性質や背景を制約としてではなく、新しい発想につながる手がかりとして捉えています。その過程を通して、現代における陶表現の可能性を改めて問いかける場となることを目指しています。
[関連イベント]
・出展作家とのクロストークイベント
①日時: 2026年2月28日(土)15:00~
ゲスト: 大長智広氏
②日時: 2026年3月21日(土)
ゲスト: 西條茜氏
・目の見えない白鳥さんと、今のやきものを見る
日時: 3月28日(土) ①13:00~15:00/②16:30~18:30
講師: 白鳥建二
まだコメントはありません