京都市京セラ美術館バーバリーは、日本を拠点とする若手アーティストを紹介する新たなコミッションプログラム「YJA(Young Japan-based Artists)」を発表いたします。本プログラムは、1990年代の英国において革新的な創造性を生み出した「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」の精神を、現代的な視点から再解釈するものです。
本プログラムでは、日本の新進アーティストである顧剣亨(Kenryou Gu)および䑓原蓉子(Yoko Daihara)の作品を、2026年6月より京都市京セラ美術館にて開催される展覧会「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」の関連プログラムとして展示いたします。
バーバリーは、英国および海外において100年以上にわたり、アートおよびカルチャー支援の歴史を有し、文化機関との協働やアーティストへのプラットフォーム提供を継続してまいりました。本展「Tate — YBA & BEYOND:British Art」は、テートおよびブリティッシュ・カウンシルとの連携のもと実施されるものであり、バーバリーは本取り組みを通じて、日本における現代英国アートおよびカルチャーの発信を支援いたします。「YJA」は、YBAが体現した革新性と挑戦的精神を、グローバルな文脈で再構築する試みです。
顧剣亨および䑓原蓉子の作品は、「YBA & BEYOND」展の会場、東山キューブのエントランスエリアにて展示されます。両アーティストは自然界を主題とし、人間と環境との関係性を探求しており、その視点はバーバリーが長年抱いてきた“アウトドア”への関心とも共鳴しています。バーバリーは天候を、私たちの感情や内面を映し出す存在として捉えています。
顧剣亨は次のように語っています。
「作品は、気候や時間によって形成されるダイナミックなシステムとしての森林を描いており、固定された風景ではなく、自然と環境の関係性が可視化される瞬間を捉えています」
「Young Japan-based Artists」の創作には、テキスタイル操作や織りの技法が用いられており、これはバーバリーのテキスタイルに根差した伝統とも自然に結びつきます。トーマス・バーバリーが発明したギャバジンは、ツイル織によって構成され、過酷な天候から人々を守りながら探検を可能にする素材として生まれました。
顧剣亨の作品は、気候や時間の概念と風景の知覚を交差させるデジタル・ウィービング技法を用いています。一方、䑓原蓉子はテキスタイルやウールを通じて、アウトドアの要素を非線形的かつ触覚的に表現しています。
まだコメントはありません