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「一つの時代、二人の女流画家 #岸葉子 #八木伸子」

札幌芸術の森美術館
終了しました

アーティスト

岸葉子、八木伸子
1950~60年代の札幌に、抽象表現主義(絵画からあらゆる意味性を排し、単純な色や形でもって純粋性を志向する芸術)という外的刺激と対峙しながら、ひたすらに内的世界の表現を追求した画家がいました。後に北海道を代表する女流画家となる、若き日の岸葉子(1923- )と八木伸子(1925-2012)です。

岸と八木にはいくつかの共通点が見出されます。一つに女流画家協会(女性画家の地位向上と新人画家の発掘・育成を目的とした公募団体。遠藤彰子も所属。)に所属していたこと。二つ目に白色を基調とし、形の描写が極限まで抑えられた静謐な絵画世界を作り上げたこと。そしてその「白の世界」に至るまでに、色や形がキャンヴァスに溢れる対極的な表現の時代があったこともまた共通していました。

この展覧会では、二人の「白の世界」を様式の到達点と位置づけつつ、これまで顧みられることの少なかった前時代に光を当て、新たな岸葉子像・八木伸子像を提示します。
時代を映す鏡でもありながら個性を見せる窓でもある、二人の知られざる名作たちをご堪能ください。

スケジュール

2024年4月6日(土)〜2024年6月16日(日)

開館情報

時間
9:4517:00
6〜8月は17:30まで
休館日
4月8日、4月15日、4月22日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://artpark.or.jp/tenrankai-event/ky-yn/
会場札幌芸術の森美術館
https://artpark.or.jp
住所〒005-0864 北海道札幌市南区芸術の森2-75
アクセス南北線真駒内駅より中央バス「芸術の森入口」または「芸術の森センター」下車
電話番号011-591-0090
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