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小橋 陽介 “self-portrait 298” 2025年 油彩、キャンバス 162.0 x 130.3cm ©Yosuke Kobashi

小橋陽介 「NEW BALANCE」

Gallery Momo Ryogoku
終了しました

アーティスト

小橋陽介
GALLERY MoMo Ryogokuでは、6月21日(土)から7月12日(土)まで小橋陽介の個展「NEW BALANCE」を開催いたします。
小橋陽介は1980年奈良県生まれ。大阪芸術大学卒業後、2004年の神戸アートアニュアルや2006年の水戸芸術館クリテリオムでの個展、さらにVOCA展への推薦を受け、その自由で伸びやかな画面構成と豊かな色彩感で注目されました。2014年には国立国際美術館のグループ展「ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉」や2024年には東京都現代美術館に開催された「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」など東京、大阪を中心に国内外で精力的に発表を重ねてきたました。
初期から断続的に制作しているself-portraitシリーズでは、ゴーギャンのような荒々しい色彩やマティスの柔らかな線を思わせる躍動感があり、自然と一体化した身体表現は、鑑賞者に開放感を与えてきました。2018年以降、モチーフは自身から身近な人々、ありふれた植物や動物へ広がりを見せながら、意図的に思想性を排除し作品を制作しています。一見ただひたすら楽観的なだけにも見えますが、そこには境界線がなく、カテゴライズされることのない寛容性のある表現により、多様性に溢れた社会と時代を象徴する要素を含み、展示方法にも作品に観られた自由で伸びやかな感覚を見ることができます。
本展では、近年の自身の身体と生活の変化を起点にした新作を発表します。生活の拠点を東京から小田原へ移し、痛風を患い、酒を断ち、食のあり方が大きく変わったという小橋は、身体的にも大きな変化がありました。そうした変化の中で制作した『self-portrait』と題した作品は、約5年ぶりで、彼が「絵にしたら少し受け入れられた」と語るように、かつて描いた『self- portrait』とはまた違う自己受容の過程としての自画像とも捉えられます。
日常のあらゆる変化を絵画に転化し、観る者に開かれた空間を形成することで、新たな“バランス”を探り続ける小橋の現在形と言える新作を是非ご高覧ください。

スケジュール

2025年6月21日(土)〜2025年7月12日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2025年6月21日(土) 17:00 から 19:00 まで

入場料無料
会場Gallery Momo Ryogoku
http://www.gallery-momo.com/
住所〒130-0014 東京都墨田区亀沢1-7-15
アクセス都営大江戸線両国駅A3出口より徒歩1分、JR総武線両国駅東口より徒歩5分
電話番号03-3621-6813
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