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“ 清明 “ アクリル絵具、色鉛筆、水彩紙、パネル 45.5×53 cm 2025

増田有美 「ただ、そこに有るもの」

s+arts
終了しました

アーティスト

増田有美
s+arts(スプラスアーツ)より、増田有美 個展「ただ、そこに有るもの」の開催をお知らせいたします。
増田有美は、主に色鉛筆とアクリル絵具を使って制作しています。日常生活を送る中で浮かんでくるインスピレーションを頼りに、色鉛筆の淡いタッチを少しずつ丁寧に重ねながら、心に引っかかった様々なモチーフを組み合わせて描くことで、言葉では説明しにくい自然の中に潜む命の気配や、見えない世界の構造を表現しようと試みています。植物や動物などの自然物と、身の回りの日用品、そして鹿やリボン、紙飛行機などの象徴的なモチーフを組み合わせて描くことで、存在が響きあう瞬間やつながりの感覚を探求しています。一見、ファンタジックで非日常的な世界が描かれる作品の中に現実のリアリティをほんのりと感じられるのが、特徴的だと言えるでしょう。
本展「ただ、そこに有るもの」は、増田にとって7年ぶりの個展となります。日々を過ごす中で、制作時間の確保が難しい生活環境の中、今回のために少しずつ作品制作を進めました。その中で自身が絵を描くことについて考察しています。
「描くという行為の中で、私は自分を描いているようでいて、どこかもっと奥深い存在と対話している。語ることで響き、響くことでまた描かされる。この静かな往復運動のなかで、色と形が呼び合いながら、名づけようのないものが浮かび上がってくる。
私は自己表現を通じて“私”を主張しているのではなく、描かれなかった余白のなかに、ふと滲み出てしまう“何か”の気配として私という存在があらわれてくるのを、ただ静かに見守っている。
それが、あなたの中にある“何か”の気配とふれるきっかけになればと、そっと願っています。」--- 増田有美
増田の作品には、「リボン」「紙飛行機」「鹿」と、繰り返し登場する3つのモチーフがあります。これらはそれぞれ異なる形をとりながら、見えないところで緩やかに繋がっていて、増田はこの繋がりを、「リボン構造」と呼んでいます。この3つのモチーフには、それぞれ違う役割がありますが、共通しているのは「見えないものとの繋がり」です。リボンがほどけるように、紙飛行機が風に乗るように、鹿が現れてすっと消えるように、どれも「かたちのあるもの」と「かたちにならないもの」との間に立っていると彼女は話します。増田は、この3つのモチーフを用いて、自身が描くことの意味を紐くように作品を制作しているのです。
これを機に、増田有美の想いの込もった新作群を是非お楽しみください。

会場: Room2

スケジュール

2025年11月14日(金)〜2025年11月29日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
日曜日、月曜日、火曜日
入場料無料
会場s+arts
https://www.splusarts.com/
住所〒106-0032 東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル 3F
アクセス都営大江戸線六本木駅7番出口より徒歩3分、東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線乃木坂駅3番出口より徒歩6分
電話番号03-3403-0103
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