Colony Minami Aoyamaアーティスト
Clara Becking、Damien Cattinari、Till Gombert、Britany Gunderson、Einar Henriksen、Victoria Ioudina、Yann les Jours、Malic Amalya、Park Kyujae、Nuno Pimentel、Mahda Purmehdi、Kaiwen Ren、Evi Stamou、Takahiro Suzuki、Getong Wang
non-syntaxは、15名のアーティストによる映像上映プログラム「interscene」を、2026年6月19日から21日まで、東京・南青山のColony Minami Aoyamaにて開催する。
間隙や空間、余白は、しばしば、出来事が途切れ、音が消え、映像が静止したあとに残される空白として捉えられている。しかし、演劇や小説、映画、詩といった表象の形式において、間隙は単なる不在ではない。それはむしろ、知覚と物語が立ち現れるための条件である。フレームとフレーム、ショットとショット、場面と場面のあいだに生じる不連続の瞬間こそが、変化を知覚させ、観る者を映像と自身の経験との関係へと引き戻していく。哲学者アンリ・ベルクソンは、物質を、絶えず作用と反作用を繰り返すイメージの集合体として捉えた。だが、その連続性のなかにもなお、反応が遅延する「間隙」が持続している。
本プログラムは「interscene(インターシーン)」を中心的な概念に据え、映像と出会う、その最も直接的な状態へと立ち返る。ひとつの映像の内に生じる間隙から、ある作品が次の作品へと移り変わる瞬間まで、観客は暗闇のなかで待ち、知覚し、そこにとどまる。ここでいう「interscene」とは、作品内部の断絶や場面転換だけを指すのではない。作品と作品のあいだ、フレームの外側、そして鑑賞の前後に広がる時間もまた、その一部である。展示空間での上映を通して、作品は単に順番に並べられるのではなく、たがいにとっての幕間となり、反響となる。そこには、宙づりのまま開かれ、なお満たされるのを待ちつづける空間が立ち現れる。
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