終了した展覧会・イベントです
[画像: ホー・ツーニェン《百鬼夜行》2021年 ©︎Ho Tzu Nyen]

「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」

豊田市美術館
終了しました

アーティスト

ホー・ツーニェン
ホー・ツーニェンは 、映像、インスタレーション 、サウンド、演劇といった多領域を横断しつつ、時に妖艶に、時にダイナミックに観る者を魅了しながら、出身地のシンガポールを軸にアジアを舞台にした作品を展開します。

本展では、奇怪かつ滑稽な100の妖怪たちが闇を練り歩きます。そこには、第二次世界大戦中にマレー(シンガポールは1963年にマレー連邦から独立)で活動した日本人も、 妖怪たちの姿を借りて登場します。ともに「マレーの虎」の異名で呼ばれた山下奉文(ともゆき)大将と60年代のヒーロー番組「怪傑ハリマオ」のモデルになった谷豊(たに ゆたか)を中心に、その周囲で暗躍した軍人やスパイ、そして当時の思想家たち。日常の裂け目から現れる妖怪は、魔に魅入られた時代を映し出すでしょう。

恐怖と好奇心で大衆の心を惹きつけてきた妖怪は、伝承と科学、自然と超自然、忘却と郷愁の間で、時代とともに揺れ動いてきました。20 世紀以降に見えなくなった妖怪たちは、今や アニメや漫画の世界で跳梁跋扈しています。 近代以降に消えた妖怪とそれ以降に世界を席巻した戦争、そして現代の日本文化―この過去と現代が交わる地点に、複雑な日本の歴史や精神史が浮かび上がります。

[同時開催]
ホー・ツーニェン《旅館アポリア》
とよたまちなか芸術祭の特別展示として、豊田市の旧旅館・喜楽亭を会場に、その場の歴史を読み込んで展開したあいちトリエンナーレ2019の話題作《旅館アポリア》を再現します。
期間 : 2021年12月4日(土)-2022年1月23日(日)
開館時間: 10:00〜16:30
休館日 : 月曜日(2022年1月10日は開館)、年末年始(2021年12月27日から2022年1月4日)
会場 : 喜楽亭(豊田産業文化センター内)
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町1丁目25番地 *美術館と喜楽亭の間は徒歩15分

スケジュール

2021年10月23日(土)〜2022年1月23日(日)

開館情報

時間
10:0017:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館
年末年始・展示替期間は休館
備考
1月10日は開館、12月27日から1月4日は休館
入場料一般 1000円、高校生・大学生 800円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/tsu/?t=plan
会場豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/
住所〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
アクセス名鉄豊田線豊田市駅東口より徒歩15分、愛知環状鉄道新豊田駅より徒歩15分
電話番号0565-34-6610
関連画像

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