根津美術館井戸茶碗とは、16世紀頃に朝鮮半島から渡来した高麗茶碗と呼ばれる茶碗の一種です。我が国では桃山から江戸時代そして現代でも、侘び茶の道具として高い賞玩をうけています。一見素朴な風情の茶碗が、なぜ戦国武将を魅了し、利休、遠州、不昧などの茶人の心を引き付けたのでしょうか。国宝「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」をはじめとする井戸茶碗の名品約70点を展示し、その謎を探ります。
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「館蔵の井戸茶碗でたのしむ茶席」
本展にちなんだ特別プログラムとして、今回は、館蔵の井戸茶碗で濃茶と季節の和菓子をお楽しみいただきます。
茶席へのご参加方法は事前申込み制となります。
日時: 11月21日(木) 10:30〜、11:30〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜 各回約40分
場所: 根津美術館 茶室「披錦斎」
定員: 各回20名
参加費: 10,000円 (濃茶と季節の和菓子を含む)
講演会1「 井戸茶碗の魅力 -その種類と産地をめぐって」※要予約
日時: 11月9日(土) 14:00〜15:30
定員: 130名
講師: 赤沼多佳氏 (三井記念美術館参事)
講演会2「 茶人と井戸茶碗」
日時: 11月30日(土) 14:00〜15:30
定員: 130名
講師: 千宗屋氏 (武者小路千家 家元後嗣)
落語「井戸の茶碗」を聴く会
日時: 11月29日(金) 15:30〜16:30
定員: 130名
出演: 立川談慶氏 (落語家)
ギャラリートーク
日時: 11月15日(金)、12月13日(金) 13:30〜約45分間
定員: 各日30名
スライド・レクチャー
日時: 12月6日(金) 13:30〜約60分間
定員: 30名
内容: 展示内容について、学芸員がスライドを用いてお話します。
※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。