武蔵野美術大学 美術館・図書館2000年にドイツ・ボンの国際展に出品された作品「世界プロセスとしての身振り」を展示。古今東西の「身振り」にまつわる図像で構成された本作によって、向井周太郎名誉教授のデザイン哲学を視覚的に紹介します。
シルクスクリーンプリント30点から成る本作は、向井氏自身の手によって集められた古今東西の図像がその論考とともにテーマ毎に構成されています。人間身体(ミクロコスモス)の「身振り」と大自然(マクロコスモス)の「身振り」を探る内容となっており、向井氏のデザイン学の基盤を形成する「形態学(モルフォロギー)思考」が凝縮されています。
本展では、向井氏の監修に加えて、ドイツでの展覧会においてキュレーションを務めたケルン・インターナショナル・スクール・オブ・デザイン教授のミヒャエル・エールホフ氏を共同監修に迎え、当時と同様に書物に見立てられた空間として当館のアトリウムに作品を設置します。「中空に吊られた30枚のパネルが、空間のなかにひとつのパサージュとして本宇宙を形成する」というドイツ展での向井氏のコンセプトは、本展においても吹き抜けのまさにパサージュといえる空間に展示されることで、より明確に体感できることでしょう。現在も活躍する両氏の監修による本展は、2000年の再現にとどまることなく現在の問いかけとして発信します。
会場: 武蔵野美術大学美術館 アトリウム2
[関連イベント]
パネルディスカッション
日時: 9月23日(月・祝) 16:30〜18:30 (16:00開場)
会場: 武蔵野美術大学 美術館ホール
出演: 向井周太郎、ミヒャエル・エールホフ
進行: 坂東孝明(基礎デザイン学科教授)
トークイベント
日時: 10月5日(土) 16:30〜18:00 (16:00開場)
会場: 武蔵野美術大学 美術館ホール
出演: 向井周太郎、原研哉(基礎デザイン学科教授)
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