終了した展覧会・イベントです

「EDITION BOX - VIDEO WORKS as MATERIAL -」

ヒグレ17-15キャス(コンテンポラリー・アート・スタジオ)
終了しました

アーティスト

奥田栄希、尾﨑藍、鐘ヶ江歓一、小山渉、瀧健太郎、中川陽介、藤田淳也、松田修、メランカオリ、和田昌宏
「Edition box」とは映像作品の売買に用いられる形式で、映像のマスターデータや証明書、指示書などをまとめた箱のことです。 通常は美術館やギャラリーで展示されないので目にする機会はありませんが、boxの外観、素材、証明書や指示書の内容、マスターデータの媒体など、様々な選択の結果として納品されたEdition boxの仕様には作品以上にアーティストの考えや個性が現れていることも珍しくありません。本展は会場内でアーティストの作品を選び視聴する環境とあわせて、Edition boxに実際に触れて鑑賞し購入できる状態で展示します。映像作品を手渡し可能な物質へと落とし込む、各アーティストの様々な戦略と態度をEdition boxを通して知っていただければと思います。

本展は以前より納品や鑑賞に注目した展示を企画してきたアーティストの小山渉と、保存や記録フォーマットに注目し活動している中川陽介による共同企画です。トークイベント「納品のマニュアル」では中川がHIGURE 17-15 cas代表の有元利彦と共同で行っている保存媒体のリサーチを土台に、保存の観点からみたEdition boxのあり方について語ります。またギャラリストとコレクター、メディア研究者のトークイベントを通してEdition boxの更なる可能性についても多角的に掘り下げていく予定です。Edition boxとそれに含まれる証明書、指示書、売買契約自体が拡張され複雑な表現手段となりつつある昨今、実際の納品に悩むアーティストやコレクターの情報共有の場としても皆さまにご来場頂けたら幸いです。
[関連イベント]
1. アーティスト・トーク
日時: 2月24日 14:00 - 15:30
2. トークイベント「コレクターズ・ストーリーズ」 

日時: 2月24日 16:00 - 18:00
ゲスト: 深野一朗(CaM プロデューサー/コレクター)× 黒木健(玩具メーカー会社員/コレクター)× 藤城里香(無人島プロダクションディレクター)
3. トークイベント「納品のマニュアル」
日時: 3月1日 15:00 - 16:30
ゲスト: 有元利彦(HIGURE17-15cas 代表)× 中川陽介 × 小山渉

4. トークイベント「映像を扱う作家の未来について」
日時: 3月1日 17:00 - 19:00
ゲスト: 瀧健太郎 (アーティスト/VIDEOART CENTER Tokyo 代表)× 小山渉 × 中川陽介
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2020年2月17日(月)〜2020年3月3日(火)

開館情報

休館日
展覧会・イベントによって異なります。
備考
開館時間 13:00〜20:00

オープニングパーティー 2020年2月23日(日) 17:00 から 20:00 まで

入場料無料
会場ヒグレ17-15キャス(コンテンポラリー・アート・スタジオ)
http://hgrnews.exblog.jp/
住所〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-17-15
アクセスJR線・京成線・日暮里舎人ライナー日暮里駅西口より徒歩6分、東京メトロ千代田線西日暮里駅1番出口より徒歩6分
電話番号03-3823-6216
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