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「画工画(がこうえ)明治の画工、世界に挑む [第1部] 高島屋の画室」

高島屋史料館
終了しました
明治中期、京都の小さな呉服商であった髙島屋は新しく貿易業がこうを始めました。輸出したのは美術染織品。当時、「画工」としたえ呼ばれた人々が描いた下画をもとに、職人が染・織・刺繍を駆使して額絵や壁掛、屏風などに仕立てました。髙島屋の製品は世界各国の博覧会で高い評価を受け、異国の邸宅を彩る室内装飾品として続々輸出されました。世界市場を視野に入れた製品の下画は、伝統的な日本の絵画を基本としつつも、洋風のモチーフや構図を意欲的に取り込んだ斬新な画が多く見られます。
世界が認めた製品の下画を描いたのは誰か―。今に残る書簡や出勤簿から、岸竹堂、今尾景年、幸野楳嶺、竹内栖鳳ら、名だたる面々が手がけていたことが知られます。けれども、下画は下画であるが故に、署名も印も残されていません。そんな“名も無き”画工たちによる下画の数々と稀少な製品の展観を通して、世界に挑んだ明治の画工の気概と矜持を感じていただければ幸いです。
[第Ⅰ部] 高島屋の画室 9月10日(土)〜10月24日(月)
[第Ⅱ部] 下画と染織品 11月5日(土)〜12月19日(月)

[関連イベント]
1. 講演会「髙島屋明治期輸出染織品研究の最新トピックス」
講師: 廣田孝氏(京都女子大学名誉教授)
日時: 9月18日(日)13:00〜14:30
会場: 多目的ルーム
定員: 15名
参加費: 無料(要申込み・抽選制)
2. 髙島屋東別館建物ツア
講師: 加藤雅久氏(居住技術研究所主宰)
日時: 10月23日(日)10:30〜12:00 / 14:00〜15:30 ※1日2回開催
定員: 各回15名
参加費: 無料(要申込み・抽選制)
3. 学芸員によるギャラリートーク
会期中の毎週土曜日14:00〜(約30分)
会場: 企画展示室
参加費: 無料(お申込み不要)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2022年9月10日(土)〜2022年12月19日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日、水曜日
展示替期間・年末年始休館
備考
10月27日から11月4日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/exhibition/
会場高島屋史料館
https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/
住所〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋3-5-25
アクセス地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄線日本橋駅5番・10番出口より徒歩8分、南海線・地下鉄御堂筋線難波駅より徒歩10分
電話番号06-6632-9102
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