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[画像: 岡本太郎《黒い太陽》1949年]

「岡本太郎と夜―透明な渾沌」

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

岡本太郎
「夜―透明な渾沌」、この言葉は岡本の著書、『わが世界美術史 美の呪力』の章タイトルです。「岡本太郎と夜」、この組み合わせは一見意外に思えるかもしれません。《太陽の塔》や、原色を多用した鮮烈な色彩―こうしたイメージからか、ときに「太陽の人」と呼ばれた岡本ですが、岡本と夜の関係は思いのほか、深いものなのです。

「太陽の輝くとき、だが絢爛なる陽をあおいで、ふり向くと、広大な夜がひろがる。」と言うように、岡本が太陽を見つめるとき、その眼差しは夜にもまた向けられていたのでした。代表作のひとつでもある《夜》をはじめとし、1948年に結成した芸術団体「夜の会」も、岡本を語るうえで欠かせないでしょう。さらに岡本の描いたさまざまな「夜」を、著作における言葉を引用しながら展示します。

本展では、「夜」というキーワードによって岡本作品を読み解くことで、その新たな一面をご紹介します。そして、岡本が「透明な渾沌」と称した夜の世界観を体感していただければ幸いです。

スケジュール

2022年1月20日(木)〜2022年5月8日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
3月21日・5月2日は開館、2月24日・3月15日・3月22日は休館
入場料1月20日から2月18日: 一般 500円、大学生・高校生・65歳以上 300円、2月19日から5月8日: 一般 700円、大学生・高校生・65歳以上 500円
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
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