POETIC SCAPEPOETIC SCAPEでは、野村浩による12回目の個展「RUINDAKU/KUDANIRU」を開催いたします。本展は、2022年より展開されている「KUDAN」シリーズの最新作となります。
野村はこれまで、さまざまなメディアを用いて、メディアそのものとモチーフそのものを問い直す表現を追求してきました。「KUDAN」は、会話の中で「件の」「あの件」のように使われる、“人々のあいだで共有されているようで、実際には曖昧なもの”という概念を、江戸時代から伝わる予言獣「件(くだん)」を手がかりにキャラクター化したシリーズです。本展では、そのKUDANのモチーフを解体し、具象とも抽象とも取れる風景画として描き出します。複数の絵画が響き合うことで、潜在的なKUDAN像を召喚しようとする試みです。
2022年の個展に際し、野村は次のように述べています。
「話している全員が了解しているようで、実は誰もはっきり分かっていない感じのする、あのあやふやな『件』。あやふやな件は一人歩きする。」
あるときは明確な姿で現れ、またあるときは私たちの日常に溶け込むように存在するKUDAN。その在りようは、AIの進化によって急激に変化した現代社会において、「本当らしさ」と「曖昧さ」が交錯するランドスケープを私たちに映し出しているのかもしれません。
[関連イベント]
ギャラリートーク:野村浩 × 天野太郎
日時: 6月14日(土)18:00〜19:30
会場: POETIC SCAPE ※要予約
定員: 20名
参加費: 1500円(トーク終了後ミニパーティあり)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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