「縄文⇔現代⇔土門拳」

土門拳写真美術館
1月25日終了
旧制中学校に通っていた17歳の頃、土門拳は考古学に熱中していました。書物で知識を得るだけでは飽き足らなかった土門は、学校の周辺に点在していた古墳を独自に調査したり、弥生中期のものと思われる甕を発掘したりするなど、“考古学マニア”ぶりを発揮していたようです。卒業後には考古学研究の職を志したこともあったものの、紆余曲折を経て最終的に写真家の道に進んだ土門ですが、古寺の仏像から現代の社会問題まで被写体を徹底的に研究し撮影していく姿勢には、少年期から一貫していた彼の並外れた探究心が表れていたといえます。そのような仕事を通じ、土門は日本という国に流れる歴史を社会的・文化的な視点から見つめ、表現し続けました。本展では、彼の探究心の原点ともいえる原始−古代から現代に至るまで、土門が撮った多様な被写体を歴史の流れを辿る形に再構成し、土門が追い求めた「日本」の姿を探ります。

会場: 主要展示室・企画展示室Ⅱ

スケジュール

開催中

2025年10月31日(金)〜2026年1月25日(日)あと40日

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
年末年始休館(12月29日〜1月3日)
12月〜1月は月曜休館
1月12日は開館
1月13日は休館
入場料一般 900円、高校生 450円、中学生・小学生 無料
展覧会URLhttp://www.domonken-kinenkan.jp/exhibitioin/20251027001.html
会場土門拳写真美術館
http://www.domonken-kinenkan.jp/
住所〒998-0055 山形県酒田市飯森山2-13
アクセスJR羽越本線酒田駅よりタクシー10分
電話番号0234-31-0028
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