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キューピッドの帰還, 2025, 850 x 350 cm, Paint, chalk, plywood

ニコラ・ビュフ 「キューピッドの帰還」

メグミオギタギャラリー
終了しました

アーティスト

ニコラ・ビュフ
この度メグミオギタギャラリーでは、ニコラ・ビュフ個展「キューピッドの帰還」を開催します。ビュフは1978年フランス・パリに生まれ、パリ国立高等美術学校を卒業後、2014年東京芸術大学博士課程を修了しました。ヨーロッパの古典文学から日本やアメリカのサブカルチャーまで、学識と大衆文化を混在させた多面的で総合的な世界を創造しています。1980-90年代、フランスにおける日本の大衆文化に影響を受けたビュフは、アニメ、特撮、漫画、ゲームへの情熱を育みました。その後、大学研究を通して、中世、ルネサンスやバロックを参照しながら制作しました。ビュフの作品は、ラ・メゾン・ルージュ、パリ(2007年)、東京都現代美術館(2008年)、パリ装飾芸術美術館(2010年)、原美術館の個展(2014年)、香港K11(2017-18年)、国立中世美術館(クリュニー美術館)(2018-19年)、ヨーロッパとアジアのアートフェアなどで展示されています 。また、エルメス、コムデギャルソン、ピエール・エルメ、セーヴルなどのファッション、高級ブランドやマニュファクチャーとのコラボレーションの他、2012年と2015年、パリ、シャトレ座にてオペラ公演のビジュアルデザイン、2018年には、GINZA SIXの吹き抜け部大型インスタレーションを担当しました。2019年、フランス芸術文化勲章を受章しました。

本展では、ギャラリーの空間全体を使ったビュフの壁画、絵画や立体作品を展示します。ローマ皇帝ネロの宮殿(64年)をはじめ、ルネサンスを通じて見られるような、グロテスク様式を基調としたビュフの壁画には、古今東西の動植物やロボットなどが連続して装飾的に描かれていますが、それはその場所、一定期間だけのものとなり、諸行無常を印象付けます。“Serio Ludere”(真剣に遊ぶ)という概念の基、知性と親しみやすさを兼ね備えた独創性のある彼の作品は、幅広いファンを魅了してやみません。現在のスペースは、2010年にビュフの個展で始まり、本展にて閉幕、3月末に移転となりますので、ぜひこの機会にご高覧ください。

スケジュール

2025年2月21日(金)〜2025年3月15日(土)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2025年2月21日(金) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://www.megumiogita.com/nb202502the-return-of-cupid
会場メグミオギタギャラリー
http://www.megumiogita.com
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-14-9 デュープレックス銀座タワー8/14 B1
アクセスゆりかもめ線・都営大江戸線汐留駅5番出口より徒歩5分、都営大江戸線築地市場駅A3出口より徒歩5分、JR新橋駅汐留口より徒歩10分
電話番号03-3248-3405
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