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「彫刻と対話法Ⅺ めくりなさい」

ヒグレ17-15キャス(コンテンポラリー・アート・スタジオ)
終了しました

アーティスト

田中優里、矢野修平、念念、大塚珠生、小原華代 、ごんぞう、増田素響、光、行木ことは
武蔵野美術大学大学院彫刻コースと東京藝術大学美術学部芸術学科(美学研究室)が協働し、HIGURE 17-15 casとThe Whiteの協力のもと、「彫刻と対話法XI『めくりなさい』」を開催する。

両大学の学生二、三名でグループを組み、つくり手(彫刻)と書き手(芸術学)の視線を交差させながら新たな表現のかたちを模索する。グループは対話を通じて一つの指示書を制作する。その指示書は別のグループに手渡され、受け取った側はさらに対話と解釈を重ね、そこから成果物をつくりあげていく。

展覧会タイトル「めくりなさい」は、この制作過程に由来する。命令調の語り口は、指示書そのものを想起させる。他者の言葉に導かれ、思考がめぐり、手が動き始める。「めくりなさい」はその瞬間を告げる小さな始まりの言葉である。
制作の出発点である指示書と、それに応じて生まれた成果物が展示される本展は、他者の言葉に触れながら、自らの視点をひらいていく過程を辿る試みである。

本展はHIGURE 17-15 casとThe Whiteの二会場にて会期をずらして開催される。空間と時間のずれは、指示書を介した言葉の受け渡しと、それに応答する作品によって結びつき、交差する視線が時空のゆらぎのなかに浮かび上がる。
ぜひ会場で、誰かの言葉がめぐり、ほかの誰かの手を経てかたちとなってあなたへ届くというつながりを感じてもらいたい。

[関連イベント]
トークイベント
前期: 冨井大裕 7月25日(HIGURE 17-15 cas)、後期: 高嶋晋一 8月9日(The White)

本展はHIGURE 17-15 casとThe Whiteの二会場にて開催される。
後期:7月24日(木)〜8月9日(土)13:00〜19:00 ※日・月休
会場:The White(東京都千代田区猿楽町2−2−1 #202)
アーティスト:矢部もなみ、髙田稚菜、何梓羽、齊藤美帆、郭之宇、若杉泰地、渡辺武徳、優羽

スケジュール

2025年7月13日(日)〜2025年7月30日(水)

開館情報

時間
13:0019:00
入場料無料
展覧会URLhttps://www.instagram.com/mau_scp.master/
会場ヒグレ17-15キャス(コンテンポラリー・アート・スタジオ)
http://hgrnews.exblog.jp/
住所〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-17-15
アクセスJR線・京成線・日暮里舎人ライナー日暮里駅西口より徒歩6分、東京メトロ千代田線西日暮里駅1番出口より徒歩6分
電話番号03-3823-6216
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