「ジャン=リュック・ゴダール《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展」

王城ビル
7月4日開始

アーティスト

ジャン=リュック・ゴダール
本展覧会は、ジャン=リュック・ゴダール監督最後の長編作品であり、カンヌ映画祭でパルム・ドールを超越する賞として、映画祭史上初の「スペシャル・パルムドール」を受賞した『イメージの本』(2018年発表)を映像インスタレーションとして再構成。ゴダールの眼で世界を見る内容となっています。

映画『イメージの本』は、1世紀以上にわたる歴史、戦争、宗教、芸術などの変遷を、さまざまな映画の引用でコラージュし振り返る、5章立ての作品です。本展では映画の各章をさらに断片化し、引用される映像の順序も常に変化させます。それらを会場内に多数設置されたスクリーンに投影・展示するという手法により、映画上映の時系列的な束縛を打ち破り、視覚的、空間的にゴダールの世界を体感いただきます。会場では、往年の映画ファンはもちろん、ゴダールを知らない多くの若い世代の方たちも、その映像や音の断片を通じて、その場に立ちながらゴダールの思考に入り、彼の眼で世界を見つめる観察者となっていきます。

これまでにドイツ、スイス等で会場の特徴をいかした展示が行われてきた同展を、このたび日本で初めて、東京で開催することになりました。会場は、新宿 歌舞伎町の歴史を60年前から見守ってきた「王城ビル」。開催会場の魅力については次回以降ご紹介します。 ゴダールの芸術性を極限にまで拡大させた本展に、ぜひご期待ください。

スケジュール

2025年7月4日(金)〜2025年8月31日(日)

開館情報

時間
12:0020:00
入場料一般 2200円
展覧会URLhttps://godardtokyo.com/
会場王城ビル
https://ohjo.jp/
住所〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-13-2
アクセス西武新宿線西武新宿駅より徒歩5分、JR新宿駅東口より徒歩5分
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