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「高松市美術館コレクション+ (プラス) 版画でたどる20世紀西洋美術 - 画家たちの挑戦 - 」

高松市美術館
終了しました

アーティスト

ジェームズ・アンソール、パブロ・ピカソ、アンリ・マティス、ジュリアン・オピー、ダミアン・ハースト、リチャード・ハミルトン、マルセル・デュシャン、フランシス・ベーコン、ロバート・インディアナ、ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホル
20世紀の西洋では、さまざまな絵画表現が誕生しました。パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックはモチーフをあらゆる方向からとらえ、それを一つの画面に再構成するキュビスムの作品を生み出し、マックス・エルンストやサルバドール・ダリ、ジョアン・ミロらは無意識の世界に魅了されたシュルレアリスムの作家として知られています。また、マルセル・デュシャンは、アメリカに渡って既製品をオブジェとして展示するなどそれまでには考えられなかったような概念を提示し、現代アートの扉を開きました。その後アメリカではジャクソン・ポロックに代表される抽象表現主義が、ジャスパー・ジョーンズらによるネオ・ダダやアンディ・ウォーホルらのポップ・アートなどに大きな影響を及ぼしました。芸術家たちは既存の芸術作品等から多くを学びながらも、そこから独自の表現を模索していったのです。
また、20世紀は版画工房が大きな発達を遂げた時代でもあります。スタンリー・ウィリアム・ヘイターによる工房「アトリエ17」が芸術家たちの創造力を刺激したように、特に20世紀半ば以降、版画工房はただ作品を刷るだけでなく表現そのものにも関係するようになります。さらに、技術が向上したことで、芸術家たちが求める表現の実現に貢献しました。
本展覧会では高松市美術館が所蔵する版画作品を中心に、ピカソやアンリ・マティスなどの巨匠たちから現代アーティストとして知られるジュリアン・オピーやダミアン・ハーストまで、20世紀に活躍した芸術家たちによる作品約200点を紹介し、彼らが絵画表現に挑戦し続けた軌跡をたどります。

[関連イベント]
1. 記念講演会 1「20世紀美術の巨星たちの軌跡をたどる」
登壇者: 筧菜奈子(東海大学講師)
日時: 2月11日(土・祝)13:30〜15:00
会場: 美術館1階講堂
定員: 先着70名(事前申込不要)
料金: 無料
2. 記念講演会 2「版画・エディション・マルチブル - マルセル・デュシャンと複製技術 - 」
登壇者: 平芳幸浩(京都工芸繊維大学教授)
日時: 3月4日(土)13:30〜15:00
会場: 美術館1階講堂
定員: 先着70名(事前申込不要)
料金: 無料
3. ギャラリートーク
日時: (学芸員)2月12日(日)14:00 / (ボランティアcivi)会期中の日曜日 14:00
会場: 美術館2階展示室
料金: 無料(要観覧券)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2023年2月11日(土)〜2023年3月21日(火)

開館情報

時間
9:3017:00
金曜日・土曜日は19:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌平日休館
年末年始休館
入場料一般 800円、大学生 500円、高校生以下・障害者手帳提示 無料
展覧会URLhttp://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibition_2022/exhibitions_2022/ex_20230211.html
会場高松市美術館
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
住所〒760-0027 香川県高松市紺屋町10-4
アクセス琴電琴平線・長尾線片原町駅より徒歩10分、JR予讃線・高徳線高松駅南口より徒歩15分
電話番号087-823-1711
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