東京造形大学附属美術館(横山記念マンズー美術館・ZOKEIギャラリー)東京造形大学は2026年に開学60周年を迎えます。1966年高尾に設立したキャンパスは、1993年に現・宇津貫キャンパスへと全専攻が移転しました。磯崎新が構想した宇津貫のキャンパス計画はコンペを経て竣工し、その後、約30年の間に12号館、10号館(CS PLAZA)、13号館が新設され、キャンパスはこの先も時代と共に変わり続けることになります。その変遷の中で、学生や教員は制作活動を行ってきましたが、美術やデザインは人間の内面からだけで生まれるわけではありません。環境から影響を受け、また環境があるからこそ、それらは表現として伝えることができると考えます。仮想空間という環境が拡張された現在でも、生きているかぎり身体をおく環境から影響を受けないわけにはいかないのです。
東京造形大学附属美術館ではこれまで、教育の成果としての作品が多く展示されてきました。それらはこのキャンパス環境が生み出してきたとも言えます。そうであれば、その環境を展示することにも意義があるのではないかと考えました。この宇津貫キャンパスの30年にフォーカスした展示をし、キャンパス環境を知ることから、これから先のキャンパスをどう変化させていけば良いのか、環境活用を考える上での指標にもなるのではないかと考えています。
また、このキャンパスの環境を積極的に活用している事例も併せて展示することで、学生が思考を広げていければ「生きるキャンパス」を体現できるのではないかと考えます。
[関連イベント]
四美大アラムナイ「美術を楽しむ日」連携トークイベント「卒業生が語る~あなたとわたしの二つのキャンパス~」
東京造形大学の卒業生であり、また同学で長年教鞭をとられていた小出正志氏・地主広明氏による学生時代と教員時代を、キャンパスを通して振り返るギャラリートーク
日時: 10月18(土)14:00〜15:30CS祭(Creative Spiral Festival)期間中開催!
会場: 東京造形大学附属美術館
登壇者: 小出正志(東京造形大学名誉教授)・地主広明(東京造形大学名誉教授)
進行: 渡部千春(東京造形大学教授)
※事前申込不要・参加費無料。参加ご希望の方は上記日時に会場にお集まりください。
まだコメントはありません