会場風景より、エドゥーアル=マルセル・サンド《横たわる豹》(1930、1997)
*チケット割引情報🎫
Tokyo Art Beatの有料会員機能「ミューぽん」を使うと本展のチケット料金が20%OFFに! 会員ログイン後に展覧会ページからご利用いただけます。ミューぽんの詳細はこちら。
東京都庭園美術館では、建物公開展「建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸」が4月11日から6月14日まで開催されている。今年度は「アニマルズ」をテーマに、旧朝香宮邸という空間において交差する人間、動物、自然、そして歴史の関係に光を当てる。
1920年代半ば以降、パリで隆盛を極めたアール・デコ。その洗練された装飾様式に触れた朝香宮鳩彦王と允子妃は、帰国後にその美意識を反映した邸宅を建設した。主要な内装はアンリ・ラパンやルネ・ラリックらが手がけ、設計は宮内省内匠寮が担当し、1933年に竣工する。館内を見渡すと、ガラスや金属、石材といった素材の質感を活かした空間のなかに、随所で動物モチーフが取り入れられていることに気づく。


さらに宮邸時代には、白孔雀や鶴、ウサギなどが実際に飼育されていたことも興味深い。本展では、かつて邸内で飼われていた動物たちと、いまも室内装飾や工芸品に息づく動物たちを、関連資料とあわせて紹介するとともに、同時代のアール・デコに見られる動物表現にも視野を広げる。また、通常非公開の3階ウィンターガーデンや庭園の散策も含め、建築そのものを体験できる構成となっている。
正面に現れるのは獅子像。そして館内へ進むと、ルネ・ラリックによるガラス装飾が迎え入れる。

