「美羊味坊」コースで提供される季節の前菜
東京・京橋に位置するTODA BUILDINGで、「美羊味坊(びようあじぼう)」アートスペース化プロジェクトが始動した。同ビルは戸田建設株式会社が建設した地下3階、地上28階建ての高層ビル。アーティゾン美術館を擁するミュージアムタワー京橋に隣接しており、1〜7階はギャラリーコンプレックスやミュージアム、パブリックアートの展示空間を含む芸術文化施設となっている。
そんなTODA BUILDINGで新たなアートスペースを立ち上げたのが、「味坊集団」グループ代表の梁宝璋(りょう・ほうしょう)だ。味坊と言えば"ガチ中華"(中国出身のオーナーによる中華料理店)のさきがけとして2000年に神田にオープンし、都内に15店舗を展開する中華料理の名店。羊料理を主軸とした本格的な中国東北料理と、国内外から揃えた豊富な自然派ワインの組み合わせによって数多くのファンをつくってきた味坊だが、なぜ同グループはアート業界へと進出したのだろうか?
ここでは、代表である梁と出品作家の言葉とともに、プロジェクト実現の背景と新店舗の様子をレポートしたい。