
スーメイ・ツェ ある枠組み3(パリ、ヴェネツィア、ジヴェルニー) 2026
クロード・モネ(1840〜1926)の没後100年と、ポーラ美術館の開館25周年を記念した企画展「あたらしい目 ― モネと21世紀のアート」が、開幕した。会期は2027年4月7日まで

同館が所蔵する19点のモネ作品と、国内外18組の現代アーティストの作品が同じ空間に並ぶ展示では、印象派の巨匠として振り返るだけでなく、光や知覚への問いを持った作家として見直す機会となる。時代もメディアも異なる作品が出会うことで、モネの絵がどう新しく見えてくるかを体験する展覧会だ。


開幕式で館長の野口裕子は「タイムパフォーマンスが重視される現代とは真逆の、時間をかけて味わう展示」と語った。モネ作品をひとつ見て、同じ空間の現代作家の作品へ、そしてまたモネへと視線を戻す。そのくり返しのなかで、気づかなかった何かが浮かび上がってくる、というのが本展の狙いと言えるだろう。