最終更新:2007年12月3日

The Six フォトレポート

今年から東京のアートシーンに一つのThe Sixという新しいイベントが加わりました。TABメンバーの一人の私もオープニングに行ってきました。

今年から東京のアートシーンに一つのThe Sixという新しいイベントが加わりました。The Sixは6美術大学によるジョイントイベントで、学生によって企画、運営がされています。東京藝術大学・多摩美術大学・武蔵野美術大学・横浜美術短期大学・東京造形大学・東京工芸大学の6大学からそれぞれ6グループのアーティストが選ばれ横浜赤レンガ倉庫1号館で、まるで美術館での展覧会さながらのイベントです。

レセプション・セレモニーホールへの入り口。セレモニーではアーティストが紹介され、学生によってデザイン、準備されたフードが振舞われました

古川 あいかによるペインティングと虫本 文による彫刻作品

動画によるインスタレーション狭い廊下をうまく使った8fによる作品

4人のアーティストによるヨンビニ

ヨンビニの作品詳細。The Six 2007には多くのデザインカテゴリーの作品も出展され、イベントに趣向が加わっているcaarofivebalopa tourというグループによる大きなインスタレーション作品

オープニングナイトを訪れた人は、皆、統率の取れた組織運営、よく整った展覧会スペース、そしてとてもきれいな作品群に圧倒されただろう。学生の皆さんが就職活動さながらにスーツで迎えてくれたのは、もっとずっときたない米国での学生展覧会を見慣れた私には大きな驚きだった。もう少しカジュアルでもいいのかな。

オープニングナイトに欠けていたものがあるとすれば、新しい才能を探しに来ているべき美術館のキュレーターやギャラリストの姿かなと思う。学生の皆さんが招待し忘れたのか、それとも招待されたキュレターやギャラリストにこれ以上に重要なイベントでもあったのだろうか?

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Aneta Glinkowska

Aneta Glinkowska

ポーランド生まれ。1996年にニューヨークに移住、大学と大学院を卒業。大学の科学の実験などは定期的に逃避し、代わりに毎日映画館に通い、ヴィレッジトライアングルのアンジェリカ・フィルム・センター、クウォッド・シネマ、シネマヴィレッジに入り浸っていた。映画館で過ごさなかった時間には写真を「創り」、ニューヨーク在住のポーランド人の写真家のグループと展示していた。大学末期、交換留学でパリに住み、そこでも$18月間映画パスを使いまくった。ニューヨークに戻って真剣に映画と向かい合おうと決心、MAプログラムでシネマスタディーズを専攻。卒業後またもや新しい都市、東京でアートと映画に関するライター・ブロガーとして働き、日々アートギャラリーを訪れている。

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