
会場風景 撮影:編集部
プロジェクションマッピングと高性能プラネタリウム「MEGASTAR」を駆使した体験型イベント「都市洞窟エソラゴト ver.1」が、東京・日比谷OKUROJIで開催されている。会期は7月13日まで。
本イベントは、日比谷の高架下という都市の喧騒のなかに出現した“洞窟”の中で、ラスコーの壁画と満天の星空の世界を体感できるというもの。手がけるのは、プラスステーショナリー、ぺんてる、日本ノート、セーラー万年筆という4つのステーショナリーブランドで組織される「チームエソラゴト」だ。
なぜステーショナリーブランドがイマーシブイベントを行うのか? いまから約2万年前、人類が文字を持たなかった先史時代、人々は洞窟に壁画を描き、夜空に輝く星を結んで星座を生み出した。しかし膨大な情報を受け取り、気づけばインターネットやAIに判断を委ねる現代社会において、そうした想像する力=「絵空事(エソラゴト)」を描く力は失われつつあるのかもしれない。文房具は想像力を生み出す道具であると信じる4社は、このような問題意識から「絵空事を描けることこそ、人類を前進させる種ではないか?」という仮説にたどり着いた。そして「エソラゴト」を描く力を世の中に取り戻す事業を行うことをミッションに、「都市洞窟エソラゴト」の企画に至ったという。

「都市洞窟エソラゴト ver.1」は、今年1月に完全招待制で行われた「都市洞窟エソラゴト ver.0」に続いて初めて一般公開するもので、前回より体験時間が長くなり、映像や音楽、内部の展示空間もさらに進化した没入体験を提供する。初回と同様にプラネタリウムクリエイターの大平貴之が監修を務め、音楽をフランス出身の作曲家エリック・アーロン、学術協力として先史学博士の五十嵐ジャンヌが参加している。
